この花水地区では、自治会や組で行う環境整備作業が盛んで、林道の草刈りや水路のお掃除の他に、公園の草刈り、蛍の住むビオトープの掃除、２つある神社（白山大神社と大宮大神社）のお掃除なんかがあります。
日曜日の午前中作業になるので、商売柄なかなか参加が出来ず申し訳ないので、今日は今週の日曜日に組でお掃除をする「大宮大神社」の拝殿のまわりと、参道の石段、神社の前の道路だけ、お掃除させていただきつつ、お賽銭を入れてお参りさせていただきました。
２つあるこの地区の神社の内、この大宮大神社は、歴史ある神社で、米作が盛んなこの地域らしく、「新嘗祭（にいなめさい）」というお米の収穫に感謝する神事が、１１月にあるそうです。
武田信玄公のご先祖にあたる、甲斐源氏の新羅三郎義光の子の逸見四郎清泰が建てた神社だそうで、すぐ近くに「清泰寺」というこれまた歴史あるお寺があるので、この逸見四郎清泰の開基なのかと思いましたが、開基は同じく新羅三郎義光の別の子だそうです。
「清泰寺」さんの名前の由来は「清和源氏が安泰であるように」という願いを込めて、「清」「泰」「寺」だそうです。
もっとも逸見四郎清泰の名前もその願いを込めたものなのかもしれません。
ただ、全国の農村地域どこでも同じと思いますが、徐々に農家を継ぐ人が減り、集落の人口も減少の一途で、神社をお守りすることがとても難しくなってきているのも、避けがたい事実のようです。
昔は農業や養蚕（お蚕の養殖）が盛んで、どこも大家族で、世帯も多く、耕作地も広かったので、神社の神事やお祭りの担い手や寄付も沢山集まったそうですが、年々縮小せざるを得ないのだそうで、皆さん仕方がないなと思いつつ、どこか寂しそうです。
本当に地域のことも、まだまだ良くわかないし、出来ることと言ったら、お掃除位なので、気づいた時は出来るだけ、邪魔にならない程度に、お掃除や草刈り位はさせていただきたいと思います。
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お疲れ様でした。
素晴らしいお心がけ、感じいるばかりです。
花水はなかなか由緒ある土地なんですね。
神社の歴史、とても興味がありますね。
又、何か聞かせて下さい。
チーちゃん 素晴らしいというより、土・日の地区の作業には、将来的も参加出来る可能性が低いので、出来ることだけでもという思いです。
花水は白州の中でも、特に歴史を感じる土地だなぁ～と思います。
すごく土地の力を感じるところですね。
不思議な蛍がいたり、２つの台地に挟まれ、川が流れ、陽当たりがよく、自然環境も特殊な気がします。
また、交通の要所という感じもするので、歴史があり、開発がされず、手つかずで残っているのかもしれません。