新府城跡からの帰り道は真っ暗に

日野春駅から七里岩ラインに出ると、緩やかな下りが続きます。
途中に以前母と観に行った、「大賀の蓮池」がありました。
泥の中に眠っていた大昔の蓮の種から芽を出させて、花を咲かせたんだそうです。
花水を出発して2時間で新府城跡につきました。
入口には「藤武神社(ふじたけじんじゃ)」の長い長い石段があり、15キロ走った後には結構応えました。
花水の上の長坂町中丸地区にも「藤武神社」があり、新府城跡にあるのは「新府藤武神社」というのだそうで、ご神体が「武田信玄公」の嫡男である「武田勝頼公」だそうです。
新田次郎の小説では「湖衣姫(こいひめ)」、井上康の小説では「由布姫(ゆうひめ)」、歴史上は名前が判らず諏訪頼重の娘で諏訪の姫として「諏訪御料人」と記されている、武田信玄公がめっちゃ愛した美人の子が勝頼で、武田家滅亡の戦犯みたいに伝えられていますが、かなり優秀な跡継ぎさんだったと、今は再評価されているそうです。
新府城跡は初めて行ったのですが、武田家滅亡のきっかけとなった城として有名です。
案内看板の絵図を見ると、七里岩を天然の城壁にしていて、八ヶ岳や富士山、南アルプスが眺望出来る絶景の城だった感じがしますね。

ひと通り城郭の跡を見学したら、ヘッドランプを無くした事に気が付きました。
帰宅は日没を過ぎることは確実なので、帰りは国道20号線に下ることにしました。
武川町を通過するころには真っ暗になってしまったので、走るのはあきらめて、通り過ぎる車のライトを頼りに歩道をてくてく歩いて帰りましたが、日が落ちたらドンドン気温が下がって来て、さすがに短パンはまずかったなと思いつつ、ウインドブレーカーを羽織り、奥さんに風呂を沸かしてもらうように連絡。

2時間半かけて帰った時には、体がつま先から手の指迄冷え切って仕舞い。
一目散にお風呂に入れて幸せでした~
結局、往復30キロを4時間半掛けて走りましたが、12月にあるトレランのレースの練習としては、寒さの耐性の方が意味があったかも。。。

甲斐駒ヶ岳と田園の見える店 オーブン料理 白州アルベロ
https://cafe-albero.jp
↓いつも「応援」をありがとうございます。嬉しいコメントお待ちしております。

    2 件のコメントが “新府城跡からの帰り道は真っ暗に” にあります。

    1. チーちゃん より:

      随分、冒険なさったようですね。
      湯村にお邪魔して、まだ歩ける頃は甲府市内のお寺巡りなど結構歩いていました。新府城址に興味があったのですか、行きそびれてしまいました。私は城跡を訪れることが好きで
      行きたかったですね、

      1. チーちゃん そうだったんですね。
        甲府は信玄の時代から、寺院の建立が盛んだったので、立派なお寺が多いですね。
        新府城は築城からわずか68日で落城し焼失したそうです、
        織田軍の侵攻を食い止めるために、武田家が最後に作ったお城ですから、かなり立派なものだったのでしょうね。

    この投稿はコメントできません。