長坂町中丸 蕪の桜並木は本日満開でした。

今朝のモーニングのお客様から、蕪(かぶら)の桜並木が満開!!という情報をいただいたいので、閉店後にビューーンと行ってきました。
清春芸術村の前を通り過ぎて、牧場があるうねうねした山間の道を進みます。
北の杜カントリークラブを目指すと判りやすいかと思います。

ガイドブックにもあまり載っておらず、最近北杜市で制作している桜のマップに掲載されはじめました。
ここ近年口コミで知られてきた知る人ぞ知る桜の名所です。
牧草地を囲むように、樹齢40年の大きく樹勢盛んな50本のソメイヨシノと、甲斐駒ヶ岳をはじめとして、八ヶ岳連峰、金峰山と瑞牆山、鳳凰三山、北岳、富士山が眺望出来ます。
牧草地の中に歩ける道があるので、色々な角度から様々な山々と桜を見ることが出来るかなり珍しい場所です。

駐車スペースは10台くらい停められる路肩に、保存会の方がいらっしゃって、寄付金(1口200円)と手作りのパンフレットを下さいます。(駐車料金はありません)
今日は保存会の会長さんと副会長さんがいらっしゃったので、桜並木の由来などを丁寧に教えて下さいました。

「蕪」(かぶら)というのは、開拓民の方が開墾したものの、野菜を植えてもなかなか育たなかった、とても痩せた土地だったので、草かんむりに「無」と書いて、「草も生えない土地」という意味でこの名がつけられたんだそうです。
なかなかこの字を見ることはないし、読めないですよね。

今は牧場で飼育している牛さん用のエサを育てる牧草地となっています。
今は青々している牧草の後には、トウモロコシがびっしり植えられるんだそうです。
元々は山林だったものを、木を伐採して牧草や野菜が育つまでにしたのですから、さぞかし大変な苦労だったでしょうね。
今でこそ、夏場は30度を越える長坂町ですが、以前は今より段違いで寒かったそうです。

桜はゴルフ場が出来たのを記念して、牧草地と土地を交換して植樹されたのだそうです。
近隣の清春芸術村他の桜は、そろそろ桜の木の寿命である樹齢100年を迎えるので、まだ樹齢40年の蕪の桜並木はこれからの北杜市の宝ものだと会長さんが仰っていました。

道路側からは甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が見えますが、牧草地を横切って反対側に行くと、桜並木越しの富士山が見えるそうで、富士山は夕方がオススメだそうです。

白州アルベロから蕪の桜並木のルートはこちらです。
約5kmで15分位です。
https://maps.app.goo.gl/e2s6sgQJwsTyzwBL8

甲斐駒ヶ岳と田園の見える店 オーブン料理 白州アルベロ
https://cafe-albero.jp
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2 件のコメントが “長坂町中丸 蕪の桜並木は本日満開でした。” にあります。

  1. チーちゃん より:

    おはようござます。
    良いお花見をなさいましたね。素敵な山々桜、牧草地、お約束のロケーションですね。蕪の地名の由来、開拓のご苦労などただのお花見ではなかったですね。桜が満開、白州はやはり温度が低いんですね。いいですね。今年も暑そうです。涼しさを求めて白州は賑わうことでしようね。

    1. チーちゃん 甲府にいるころから、この蕪の桜並木の噂は聞いて知っていましたが、想像以上に開放的ですばらしいロケーションでした。
      一見の価値ありですよ。
      ぜひ、来年ご覧になって下さいませ。

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