今朝はお店の前にある水田で田植え作業。
小学校2年生位までは、実家のお隣りも水田だったので、夏は田んぼでゲンゴロウやミズカマキリなんかの虫採り、冬は凧あげや雪合戦なんかしたり、ワンコと追いかけっこしたりしていたので、田んぼを見ると本当に心が安らぎます。
暇だったので最新式のお田植えマシーンをずっと見てました。
稲床をセットして動き出すと、ラインを決める歯車みたいなのがパタンと田んぼに落ちて、稲床をセットした後部がウィーンと下がり、水面に半分使ったお田植えする重要な部分がくるくる回り始めました。
ライン決めや、順番はかなり慎重に決められており、田んぼの外周の縁は最後まで残しておいて、ゆっくりゆっくりお田植えマシーンをオペレーターさんが運転していきます。
行ったり来たりを何度も繰り返し、時々稲床を補充しながら作業する事約2時間。
お聞きしたら、田植え機は1台4~500万円するんですって、確かにこれ専用の機械ですし、すごく精巧に出来てますものね。
だいたいは、農家さん個人で保有しているのではなく、オペレーター付きでレンタルするようです。(いくらかは知らないけれど)
この機械を考えた人は天才!
これがなければ全部手植えですもんね。

慎重に1列目を決めて作業スタートです。
右側の端は2列分くらい残してあって、最後にぐるっと回りながら植えていました。
水田ごとに形状や、重機の出入り口など条件が異なるので、まるでパズルみたいです。

1時間位で半分お田植えが終わりました。
だいたい一反(約300坪)が1時間。
ちゃんと半分終わったところで、稲床を補充するように軽トラが待ってるんですね。
すごいな・・・計算しつくされている。

概ね2時間で2反の水田のお田植えが終了しました。
若干先細りの水田ですが、もっと作業しにくいところもあるみたい。
なんでもプロというのは違いますね~
水の取り入れ口や排水する場所、水が行き渡るように形成された土地。
陽当たりや風向きや。
川上と川下の水田の関係。
お話を聞くと本当に深い。
毎日食べるお米。
今は高騰が続いていて、確保もなかなか大変です。
お米は翌年のお田植え用に計算して、種もみを残しておくので、いざ急に沢山作って!!と言われても、種が揃うとは限らないんですって。
だから、今年休んでいた田んぼを再開するとしても、全部は無理。
農家の人手や利益が残る価格に安定して、本格的に増やせるとしても、それは来年になるんだそうです。
そりゃあそうだよなぁ~と納得です。
働く人手を増やすために、子供を生め~って言われて、仮に沢山生んだとしても、実際に労働力になるのは18年~20年後なんですもの。
農作物だって、すべては1年サイクルで動いているのですから、なんとか大臣が増やせ~、安くしろ~って言っても、限界があるのは当然ですね。
感謝して食べ物はいただきましょうね。
甲斐駒ヶ岳と田園の見える店 オーブン料理 白州アルベロ
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