花水隧道(廃道)を抜けてみた

お店の目の前の道は、武川村の手前にある花水坂迄繋がっていて(いた)、七里岩を掘ったトンネル(隧道)からスタートします。
今は七里岩の崩落により、北杜市としては廃道となっており、車両通行禁止です。
車両は通行禁止なので、歩いて入ってみました。

通行止め区間は測ったわけではありませんが、500m位かな~という感じです。
トンネルを抜けると、鹿の骨が散乱しておりますのは、たぶん狩猟罠を仕掛けておられる方が、鹿の解体をそこでされているのではなかろうかと思います。
既に大きな石や土砂が堆積しておるので、七里岩の崩落があることが判ります。
少し進むと土砂や石の量が増えてきて、藪になってきます。
躊躇しつつも、先が見たい一心で突入すると、まぁ、行けないこともありません。

思ったよりも土砂や石の量は多くなく、ほどなくして住居が見えてきました。
抜けた先も我々の住む白州町花水で、花水隧道が廃道となったために集落が分断されてしまったようです。
3t以下のバックホーや小型のホイールローダーで、土砂や落石を除けさえすれば、徒歩や自転車なら問題なく通行出来そうな感じです。
落石の危険区間だけは、鉄骨の屋根でもつければ、大掛かりな工事をしなくても何とかなりそう。

初めてみる「あっちの花水」新鮮でした。
花水坂迄行けば、国道20号線に出られるのですが、地図にあった大堂観音と白山大神社に寄りたかったので、脇道を七里岩に登ると、大堂観音の拝殿からそのまま白山神社にもつながっており、白山大神社の拝殿の後ろへまわると、そのまま数軒の民家があり舗装道路へ、何度か走ったことのある長坂へ抜ける林道に出ました。
白山大神社の裏には、社殿の代わりに石造群が置かれており、中心の石造以外にも数体はとぐろを巻いた蛇を持っていますが、これは九頭竜なんだそうです。(水が枯れないよう、五穀豊穣を祈るとか)
農業の盛んな土地に九頭竜さんが祀られるようです。

隧道が通れないのなら、この道を使えばそれなりのランニングコースにはなりそうです。
花水隧道はドンドン荒れてしまっているようで、なんだか勿体ない道な気がしました。
お店が軌道にのったら、お休みを利用して草刈りや石や土砂の除去作業でもしてみようかな。

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