花水隧道から白山大神社、花水坂~「はらぢみち」~台ヶ原宿

家の前から花水隧道へ進入し、石など取除きつつ車両通行禁止区間を抜ける。
かなり「普通に」通れるようになりました。
全ての土砂や石の除去は人力では難しいですが、人が歩ける道位ならレーキでも持っていけば作れるでしょう。
顔や足に引っ掛かりそうな、枝や蔓は無くなりました。
通行止め区間を抜けて、民家の間を進むと、左斜め上に登るトレイルを発見。
たぶん白山大神社に通ずる道と踏んで登ってみると、案の定神社へ直通でした。
逆ルートで大堂観音へ下りて、花水坂の碑を見にいってみる。
晴れていれば見事な富士山が見えるそうです。
国道20号線に出て、甲州街道台ヶ原宿の古道「はらぢみち」へ入り台ヶ原宿へ。
廃道マニアや隧道マニアさんや古道マニアさんにはご馳走です。

今日は白山大神社に登る、隧道を抜けた直登ルートを見つけました。

調べてもよく判らないのは、「花水坂」の位置。
現在の花水坂は国道20号線から、台ヶ原橋を渡って長坂に登る「山梨県道617号台ヶ原富岡線」の坂を指すようです。
しかし、昔は台ヶ原宿から長坂の清春へ登る、花水橋を渡り花水集落を登る「山梨県道606号台ヶ原長坂線」を花水坂と呼んだというものもあります。
前者は「新富岳百景」で花水坂として描かれ、「関東の富士見百景」にも選ばれているとか。
桜並木が釜無川の水面に映って、美しく見えたから花水という地名になったとかいう記述もありました。
また、日本武尊が東征の際に通って、あまりの絶景に足を止めたとか、織田信長が武田勢掃討の際に通って、同じくあまりの絶景に足を止めたとか。
いずれも、どちらの花水坂なのかは明確には良く判らず、いずれ詳しい方にお聞き出来る時も来るのだろうと思っております。

花水隧道を開いた方の功績を称える碑。(竹林の上の方)

ここももうちょっと落ち葉を除去します。

走れるほどではありませんが、倒木と笹と茨を切ったので通れるようになりました。
頭上注意です。

開けて釜無川と南アルプスが見える隧道で一番景色の良い場所。

隧道を抜けた花水坂の碑。

オオムラサキ自然観察歩道というのは、全長10kmに及ぶらしい。
良さげな道です。

「はらぢみち」という古道。距離はありませんが尾白川添いに歩ける綺麗なトレイルです。

桜の開花もあとわずかという感じ。

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